若林 徹 横浜国立大学経済学部,慶応大学商学部

卒業年度:08年 若林 徹

合格大学:横浜国立大学経済学部,慶応大学商学部

【中学3年間】

授業の予習はやっていたと思います.ただ復習はしていなかった覚えがあります.これが後々英語で苦しむことになった原因だと思う.しかし,テスト前は形だけでも一所懸命やり英文を暗記する感じでやっていたのが救いでした.小テストは真剣に取り組みました.

【高校1・2年】

 中学の時と変わらない勉強だったと思います.高一の模試で中三の時と合わせて完全に英語は苦手だなという意識が生まれたと思う.けど分からなかったのは単語で,構文が分からないということは少なかったと思う.これは授業を真面目に聴いていたことの産物だと思う.高二になって岡田先生に勧められた文法問題集をやりました.自分はすぐ飽きてしまう方だったので2周が限界でした.一日長文一つはやった方がいいと聞いていたのでやろうとしましたが三日に一つが限界だった気が….

【高校3年】

学校の授業と塾の授業の予習を真剣にやり,授業を真面目に受け,少し復習といった具合です.構文を取り扱う授業の予習に最も力を入れていたと思う.なぜなら単語を暗記することよりも,考え方の方が楽しかったからだと思う.9月から正直塾の方は疎かにしがちで学校の方で精一杯でした.センター対策は土曜日のやつだけで自分では何もしていませんでした.問題集は買いましたが,一年分もやってないかと….けど,筆記の方は授業の方をしっかりやっていれば問題ないかと思う.リスニングは自分でやらなければ駄目だと思います.この頃長文を読む頻度はかなり少なかったと思います.

【センター以降】

過去問をやってました.私立の過去問と国立のやつを同程度こなしてました.あと単語をやってました.単語は難しいのをやらずに簡単な単語ばかり繰り返し見てました.

 

【miscellaneous thoughts】

「リスニングは自分でやらなければ駄目だと思います.」

僕も同感.学校で英語を聞ける量には限界があります.「(文字じゃなくて)音から意味を認識する回路」を脳内に構築するのかなり時間がかかります.いったん出来てしまえば後はわりと楽です.中学から英語を聞く習慣を付けることが大切.リスニング問題で流れる英語というのは読解問題にくらべたらとても易しい.得点源にしない手はありません.

若林君はとても真面目な生徒でした.やっぱり予習はかなり力を入れてたんですね.じゃないと,授業で質問できません.良く質問を受けたような気がします.もっと復習をしていれば,どうなってたんでしょうね.

「9月から正直塾の方は疎かにしがちで学校の方で精一杯でした」

勉強の効率を考えたらこうなりますよね.だって,学校で1週間6コマくらい英語の授業があるわけです.この6コマを一年間中途半端な気持ちで取り組んだらどうなります.ごくごく単純な足し算です.

若林君で特に印象的なのは,彼の真摯な姿勢です.1年間とか2年間ではなくて,雨の日も風の日もズ~と.きっと気分の乗らない日もあったんでしょうね.
若林君はブレません.今時珍しい青年です.